7月25日から28日まで、ケ麗君伝奇音楽劇「但願人長久」を観るため香港へ行ってきました。 このミュージカルはタイトルからも分かるようにテレサの生涯をもとに作られたもの。2001年1月に計画が発表されてから、その後出演者や公演日など二転三転し、今回ようやく実現されました。テレサを題材にしたミュージカルと言えば、98年に上演された陳潔儀(キット・チャン)主演の「漫歩人生路」を思い出しますが、さて今回は?
簡単な解説と写真でのご報告。観劇メモ、オマケの香港スナップ写真集もあります。

但願人長久
香港演藝學院

香港演藝學院外観。 テレサの看板がお出迎え。
7月25日午後香港着。台湾のファン仲間が迎えに来てくれて、ホテルがある金鐘から香港演藝學院までは徒歩で。テレサの大きな看板がかかっていてすぐにわかりました。歌劇院入口手前にも複数の電飾看板があり、いやがおうにも気分は盛り上がります。客席がある2階ロビーはお花でいっぱい、ここでもテレサのボードが目を引きました。
電飾看板 ディスプレイ
↑会場ロビーのディスプレイ

←入口付近の看板
初日ということでテレサのお母様やご兄弟も姿を見せ、多くの報道陣に囲まれていました。香港歌迷会のメンバーも大勢やって来ていました。予定の20時を過ぎてもまだ扉は開かず、気がつくとロビーは開演を待つ人で溢れていました。実は、この日の午前中地下室で火災が起こるというハプニングがあったそうで、約1時間程遅れての開演となりました。
花束 ロビー

花束がいっぱい!

開演を待つ人々
インタビュー ご家族

インタビューを受けるジム・テン氏

お母様とお兄様の姿も
客席内は残念ながら撮影禁止。1階席から3階席まで1000を越えるシートはほぼ埋め尽くされ、舞台には「但願人長久」の字幕が映し出されていました。 「但願人長久」のイントロとともに幕が開きいよいよミュージカルの始まりです。
注目の主演は彭羚(成年役)、そして李心潔(少女役)、向小喬(子供役)。この3人によってそれぞれの時代のテレサが演じ分けられて行きます。昨年のオーディション合格者の中でこの舞台を踏むことが出来たのは子役の向小喬さんただ一人でした。
10CD 記念品売場

↑テレサのCDや記念品に人気殺到

←新発売の10CDもさっそくお目見え

ボールペン 楽譜

記念品売場にあったボールペンと楽譜
この他時計、メモ帳なども
舞台は初日のプレッシャーからか、出演者・ダンサーズ・裏方さんなど全体的にややギクシャクした印象を受けましたが、火事騒ぎまであったのでは無理もありませんね。観客の方はそれを暖かく見守っていた様子。途中、テレサを想い出してか涙ぐむファンの姿も見られました。27日にも行ったのですが、その時の方が数段出来が良かったように思いました。
次は「観劇メモ」です。

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